チャンステーマ楽曲分析 その2 巨Gフレア SBわっしょい
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この記事の続きです。
チャンステーマの盛り上がりにおいて大切な音楽的要因の1つが音域であるということを主に話しています。
今回取り上げる曲は音域が中日のチャンテ4よりさらに狭い、たった5音からで出来ているチャンテとたった4音(これはきっと最小の音域幅!!)のチャンテです。
5音でおさまりますから、ピアノで片手で簡単に弾くことができますよ!
何か想像つきますか?
では曲の冒頭部分の楽譜です。
1曲目は、巨人のGフレア(構成音はシ♭ドレミファの5音)
2曲目はホークスのわっしょい(構成音はファソラシ♭)
となっています。
どちらの曲も非常に曲が短いのが特徴です。何度も何度も繰り返し歌われますよね。
相手チームのファンとしては頭がおかしくなりそうなくらい反復で聞かされることになります。私みたいに絶対音感があると、トランペットの音は全て音名で聞こえてきてしまうので、頭がおかしくなりそうになり、精神的に苦痛になることもあります。ミュートにして野球を見たりしていますよ。(笑)
Gフレアは使われている音が少ないため音の跳躍はあまりありませんが、若干跳躍進行があるため、5音からなる割には盛り上がる曲な印象があります。また3連符はあまり応援歌に使われることがないリズムなので特徴的です。
音の跳躍についてはまた今度書きます。
ホークスのわっしょいに関しては音が少なく、跳躍もなく、同じメロディーの繰返しなので、まず曲として全く面白味がありません。簡単すぎます。
個人応援歌だとしてもつまらない曲であることは間違いないので、チャンテとしての物足りなさは抜群です。